強要罪の刑事告訴状文例と雛形

強要の被害を受けた場合の告訴状文例

強要罪の刑事告訴状文例とテンプレート

強要罪の文例をご紹介します。ご参考になさって下さい。

強要罪の刑事告訴状
告訴状

                       令和○○年○○月○○日
                       告訴人●●●●
                       被告訴人●●●●

告訴の趣旨

被告訴人の以下の所為は、強要罪(刑法223条第1項)に該当すると考えるので、被告人を厳罰に処することを求め告訴します。

告訴事実

被告訴人は、令和○○年○○月○○日午前○○時○○分頃に、タクシー運転手をしている告訴人が運転するタクシーに乗車し、告訴人が道を間違えたと因縁をつけ、同年○○月○○日から同年○○月○○日の間に「○○○○○○○○」等と言い、告訴人に対して謝罪文を書くよう言い、告訴人がそれを拒んだところ、被告訴人は「○○○○○○○○」等と申し向けました。
本行為は、告訴人の生命、自由に害悪の告知を行ったと解され、これにより告訴人は謝罪文を書かないという意思決定の自由、そして、私生活の平穏を害され、かつ、被告訴人に対して恐怖心を抱いている事から、脅迫行為を用いることにより謝罪文を書かせたといえ、強要罪に該当するものであります。
以上のとおり、上記行為は刑法223条第1項に該当すると思慮しますので、被告訴人の厳重な処罰を求めるため、ここに告訴いたします。

                                 以    上

○○警察署長殿                       
令和○○年○○月○○日                       
告訴人●●●●